2018年11月3日、大阪吹田市のパナソニックスタジアム吹田で「CoderDojo Meetup & Hackathon」を開催しました。

これは、同日同じ場所で開催されたAWSユーザーのイベントJAWS FESTA 2018 OSAKAの中のひとつの取り組みとして開催されたもので、会場はパナソニックスタジアム吹田のVIPルームです。VIPルームというのは文字通りVIPな方が飲んだり食べたりしながらゆったりとサッカーを観戦できる部屋で、ラグジュアリーでゴージャスな空間、ここを使ってみんなでプログラミングやってきました。

開催内容

今回は、複数のDojoのニンジャが集まる機会ということで、普段やらないこと、できないことをやろうということで、メンターさんで夜な夜なビデオ会議を開いて相談した結果「決まったテーマのものをチームで開発しよう」ということになりました。つまり”Hackathon”ですね。なので、今回は”CoderDojo Meetup & Hackathon”と題しての開催になりました。

今回のHackthonのルールは次の3つです。

  1. JAWSのイベントなので「サメ」のキャラクターを使うこと。
  2. サッカースタジアムで開催するので、サッカーの要素が入っていること。
  3. 作品は「Scratch」を使って作ること。

この3つを守っていれば、何を作っても構わないというルールです。

Scrarchで共同開発をするには

チームでの開発ですので、役割分担をして開発を進め、それぞれが作ったものをひとつにまとめなければなりません。 今回はScratchを使った開発なので、バックパックを使った方法をCoderDojo西宮・梅田のメンターさんがまとめてくださいました。

Scratchで共同開発する

チーム編成

参加申し込みのあったニンジャは全部で20名。1チーム4名で5チームをあらかじめ編成しておきました。チーム編成からニンジャに任せてもよかったのですが、チームごとにスキルの差が出てしまうのを避けたかったことと、できるだけ違うDojoのニンジャがひとつのチームになるようにしたかったからです。Hackathonですが、Meetupでもあるので普段交流できないニンジャと交流しなければ意味がありませんからね。

実際にチームを作ってみると、いい感じで異なるスキル、異なるDojoのニンジャを各チームに振り分けることができました。

開発スタート

当日になって参加できなくなったニンジャもいたり、兄弟姉妹のニンジャをひとつのチームにまとめたりなどで少しチーム編成が変わり、4人チームや2人チームでのスタート。

始まってみると、HackMDというオンラインで共同編集できる文章作成ツールを使って仕様書を作り出すチームやプログラミングとグラフィックのように役割分担を決めるチームなど、それぞれのチームで異なる動きが出始めました。

どんなものを作るのかストーリーのところで進まなくなってしまうチーム、メンターさんのアドバイスで時間を区切って作業を進めるチームなど、チームごとにカラーが生まれるのは大人のHackathonと同じです。

発表

約2時間の開発を終わって、最後にチーム単位で発表です。どのチームもゲームを作ってくれましたが、市販のゲームを模したものや、コンピュータと対戦するものなど、それぞれ似たものになることなく、個性豊かなゲームができました。発表もチーム内で協力して進められ中にはプレゼン資料を作ったチームもありました(そして、そのチームに触発されてプレゼン資料を急遽作り出すチームも)。

どの作品もそれぞれに特徴があり、よくできた作品ばかり。全チームがここまでできるとは思いませんでした。

やってみた感想

正直なところ「チーム開発」というテーマでうまく行くのだろうか?という心配はありました。どうやって作ったものをひとつにまとめるかというような技術的なこともありますが、そもそもチームとしてちゃんとまとまるのか、崩壊するチームがでてくるのではないか、喧嘩するニンジャも出てくるのではないか。

それらはまったくの取り越し苦労に終わりました。普段、もくもくと自分の作品に取り組み年長のニンジャがきちんとリーダーの役割を負い、初めて会う年下のニンジャたちをリードしてチームをまとめてくれたり、2人チームではコミュニケーションをしっかり取り、作品をひとつのPCで作って交互に作業するといったように作業の進め方を自分たちで考えてうまく進むように工夫してくれました。

メンターは普段からニンジャたちのことを信頼していますが、今回の取り組みでその信頼度はさらに増したでしょう。

今回参加したニンジャは圧倒的に成長したと思うし、これから先長い付き合いになる友達を見つけただろうと思う。メンターさんにとってもいい経験になりました。「大人が子供に対して果たすべき役割は場をつくることだけ」これをあらためて強く認識した一日でもありました。

この楽しさや感動をもっと多くのメンターさんやニンジャたちにも体感して欲しい。そう遠くないうちにまたやりたいです、定期的に開催するのもいいかもしれないですね。